舌痛の原因と治療法

舌痛とは

 

舌が痛いというのは誰にでも経験があると思います。ただし、舌の痛みにはいろいろなケースがあり、それは外傷によるもの、炎症によるもの、欠乏症によるものなど様々で、放っておいても直るものもありますが、症状によっては医師の診断を受けてしっかり治療しなければならない場合もありますから注意が必要です。

 

舌の病気としては、できもの、深い溝、白い斑点、赤い斑点、黒や褐色糸状乳頭、味覚障害などがありますが、舌が痛くなるのは、炎症系のものではアフタ性口内炎、ガンジダ症、ウイルス感染症、猩紅熱や、咽頭の細菌感染症などがあり、欠乏症では鉄欠乏症、亜鉛欠乏症、ビタミンB12欠乏症などが挙げられます。

 

それ以外でも、あから舌、先端のひりひり舌、鋸歯状舌などもありかなりの種類です。他にも潜在的にはかなり多いとされているのが舌痛症で、これは舌の先や縁にヒリヒリ、ピリピリした痛みを感じるもので、舌に器質的異常が認められないのが特徴です。

 

口周辺は神経感覚の中でも常に意識が集中する部分ですし、中でも特に舌は気になる部分です。ちょっとした痛みでも気になりますし、ましてやかなりの痛みを感じるのでしたら、他の事には集中もできなくなってしまいますから、症状を自覚したらぜひ早めの治療を行うようにしてください。